本日、5月23日に臨時議会が会期1日で開催されました。
新年度、愛知県議会議長には自民党の小林功議員(豊川市選出)、副議長には自民党の沢田丸四郎議員(常滑市選出)がそれぞれ選出されました。
我が民主党県議団は26名ですので、議長副議長などの議会人事での投票では自民党(52名)に太刀打ちできません。悲しいですが、それが現実。。。。。。。
とは言え、愛知県を良くしたいという思いは同じくしております。新議長、副議長、よろしくお願いいたします。
また、所属委員会も決定いたしました。
私河合洋介は、本年度
<font style="FONT-SIZE: 1.25em">健康福祉委員会</font>
<font style="FONT-SIZE: 1.25em">地球環境・総合交通対策特別委員会</font>
に所属することが決定いたしました。
しっかり勉強して、地域のために役立つ、皆さんに、こき使ってもらえるようしっかりと頑張っていきます!
さてさて、
今回の臨時議会、もう一つのホットな話題は、
「愛知県の震災がれき受け入れ」について、です。
事務所にも問い合わせの多いこの案件ですが、実際のところ情報(真偽不明の)が先行して、具体的にほぼ何も決まっていないのが現状です。
2月議会の終了直後、大村知事が愛知県の震災がれき受け入れを突発的に表明をし、6億円の知事専決処分を行いました。このお金は、あくまで調査費名目であり、実際の支出は三分の一にも満たない額でしたが、議会の承認を経ずに震災がれきの受け入れを愛知県があたかも表明をしたようにとれる一連の知事の言動には、議会人として大変な不快感を覚えました。議会軽視と受け止めざるを得ないような行動であると感じています。
この知事専決処分の承認(追認)をこの臨時議会では行うわけですが、前段で自民民主両会派から議案質疑が行われました。
専決に至った経緯(議会が開会できなかった経緯)や金額の積算方法、地元自治体や県民への説明などなど質問&答弁を聞いておりましたが、、、、、、
<font style="FONT-SIZE: 1.25em">個人的には、大変不満。</font>
議会は1週間前に招集告示を行えばいつでも開けるわけですし(原則は)、全員協議会など議会への説明の方法はいくらでもあるわけで、地元自治体からだって山ほど不満の声は聞いています。
また、当該自治体、今回であれば知多市、碧南市、田原市、だけでなく、近隣自治体、もっと言えば県内全自治体に説明をするべきであることはどう考えたって当たり前です。
最終処分、焼却施設、仮置き場・・・・、被災地からの輸送方法はどうするのか?陸路?海路なら岸壁の整備は?受け入れの基準は?
聞きたいことは山ほどありますし、具体的になっていることはほとんどありません。
【がれき】そもそも論に関しても、国の方針との整合性や、実現可能性、これらについては棚上げされ、ただ単に受け入れだけを表明する。
これは、大いなる思わせぶりになる危険性が高いですし、過度な不安を県民に抱かせるのではと、私自身懸念しております。
被災地の力になりたい。
<font style="FONT-SIZE: 1.25em">こんなのは当たり前です!</font>
しかし、義侠心にほだされて盲目的に進むことと、
現実的に被災地に心を寄せることは大違いです。
しかし、
放射性物質を含め、廃棄物処理に関して<font style="FONT-SIZE: 1.25em">ヒステリックに拒絶するのとも違います。</font>
バイアスをかけずに、ごまかさずに現状を受け入れて、
冷静な現実的な議論を行わないといけません。
今回の専決処分のお金は、あくまでも実現可能性があるのかの調査費であります。
今後ともしっかりと目を光らせていきたいです。
皆様も、決してヒステリックな議論へ向かうのではなく、冷静にお見守り頂ければと思います。
ご意見は、引き続き何なりと。
河合洋介