2012.02.02

皆様お疲れ様です。寒すぎて参ってしまいますね。ぶるぶるです。

昨日から降った雪は朝にはどっさり積もっておりました。えらいことです。寒い寒い。



さて、去る1月30日から2月1日まで、福岡県へ視察に行ってまいりました。
メンバーは、民主党愛知県議員団の産業労働・農林水産研究会です。



一言で言えば。
「福岡県、なかなかヤル。さすが。」って感じでした。
羨ましい部分が多々ありました。


それでは、順をおって。



まず最初に訪れたのが福岡市にある
【ロボスクエア】


ここは、福岡市が展開する施設で、新産業としてのロボット産業のアンテナショップ兼ふれあいの場的要素のある施設でした。

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調査説明を聞くと、福岡県は韓国の釜山と共同開催したロボットワールドカップ以降、ロボット産業の可能性に注目し、県、県内自治体、企業とが連携をしてロボット事業を盛り上げようとしています。

まだまだ雇用を多数創出するような位置付けにはなっていませんが、近い将来、介護ロボットなど一家に一体ロボットがいるような社会に向け日々日進月歩の進化をする業界です。
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日本は、アシモやアイボといったエンターテイメント性の高いロボット技術において非常に先進的技術を有していますので、新産業としてのロボット、今後も要注目です。
余談ですが、アイボは現在生産中止しているそうです。残念。ものすごく可愛いのに!


しかし夢のある業界です。





次に訪れたのは、糸島市にある【水素エネルギー製品研究試験センター】


新エネルギーとして注目をされる水素エネルギー関連の製品部品などの耐久性テストなどを行う試験センターです。

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これもよくよく聞いてみれば、旧来は日本の企業も北米にある施設でテストを受けていたと知った当時の行政(知事)が、それならば福岡で、という思いから誕生した施設であり、現在では日本中の企業のみならず、アジア、北欧の企業もこの施設で試験を受けるようにまで成長しています。



また、行政あげて水素エネルギー分野へ投資をしており、ニュータウンを丸々水素タウンとしたり、公用車として水素エネルギーカーを扱ったりと、世界の水素エネルギー業界の中心的役割を福岡県が担っているという自負も見受けられました。


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このほかにも、久留米市にある【九州沖縄農業研究センター、野菜花木研究施設】にて農業の効率化や植物プラントの現場を見させていただいたり、


朝倉市の江川ダム内にある【両築江川発電所】を見せていただいたり、

盛り沢山の視察行程でした。

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結局、江川発電所も、福岡県が旗を振って江川ダムに小水力発電所を作ったという経緯もわかりました。





各々、勉強になることは多かったのですが、


福岡県は県としての力を入れる産業を明確に打ち出し、方向性を導き、それを全面的にバックアップする。という態勢が大いに見受けられました。


ひるがえって、愛知県は。。。。。


どうでしょうか。大変考えさせられた視察でした。
勉強になりました。しっかりと今後に活かしていきたいと思います。


長くなりました。お付き合いありがとうございました。






カテゴリー: 活動レポート

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