皆様、お疲れ様です。
梅雨の真っ只中ですが、時折真夏の日差しも差し込んでいるような気も致します。毎日暑い。
暑い。
この議会より私河合洋介は健康福祉員会に所属をすることとなりました。
早速、委員会において、「要保護児童の社会的養護について」、児童養護施設や乳児院といった入所施設の在り方と、里親制度やファミリーホームなどについて質問をさせていただきました。詳細はまた後日綴ろうと思いますが、国が昨年末に方向転換をしたことにより現場に混乱の無いようにという意味と、あくまで大切な子どもたちを中心に据えた視点で質問をさせていただき、県からも前向きな回答を得ることが出来ました。
さて、6月18日よりスタートしております愛知県議会6月定例議会。
7月5日に閉会日を迎える予定でありますが、少し混沌としております。そう、震災がれきに受け入れについてです。
簡単にこれまでの経緯を簡単に以下まとめてみます。
H23.10.4 災害廃棄物の広域処理推進会議の開催(全国の自治体に広域処理協力要請)
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H24.3.16 内閣総理大臣、環境大臣名で「東日本大震災により生じた災害廃棄物の処理に関する特別措置法に基づく広域的な協力の要請」(回答期限4.6)
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H24.3.18 大村知事が災害廃棄物の受け入れを表明
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H24.3.24 大村知事が名古屋港南5区2工区(知多市)を災害廃棄物受け入れ候補地として、廃棄物の仮置き場、焼却施設、最終処分場の設置を検討する旨を表明
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H24.4.5 大村知事、名古屋港南5区2工区、中部電力碧南火力最終処分場、トヨタ自動車田原最終処分場の3か所を災害廃棄物の受け入れ候補地とし、受け入れに関する検討調査費を専決処分により予算確保する旨を記者発表
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H24.4.9 受け入れに係る検討調査費6億円を専決処分
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H24.5.23 5月臨時議会により専決処分6億円を承認、議会より「東日本大震災で発生した災害廃棄物の受け入れに係る検討調査についての決議案」が全会派一致で採択
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H24.6.8 住民説明会開催費、試験焼却費等を計上した6月補正予算を発表
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H24.6.15 県内全自治体に対し説明会 ※その日の夕刊に焼却施設の新設断念の記事
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H24.6.18 6月定例議会開会 大村知事より補正予算案の趣旨説明 焼却施設の新設を行わない旨を表明
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H24.7.3 自民党会派より、補正予算に対する修正案が提出される
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H24.7.5予定 修正案、原案に対する採決
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H24.7.? 臨時議会招集により再議???
ざっとこんな感じでしょうか。
自民党会派の意見からすれば、焼却施設を新設しない、被災地における可燃がれきの減少を受け、焼却灰や不燃物の受け入れ中心になるのではないかという推測、などなど、前提条件が崩れているのに県当局が補正予算を修正しないのはおかしい、という立場であると思います。
また、大村知事特有の、自治体や関係者、県内部局などに対して十分説明をし、理解を求めていない中での発言や決定が繰り返されていることへの不信感や不快感等があげられると思います。これに関しては、私も全く同じ意見です。
感情的になってしまっている、ということもあるかもしれません。
本当にこのまま行くと、【愛知県は被災地に対し、大いなる思わせぶりな態度をとった】という不名誉な事実だけが残るのではないか懸念されます。
やるやる、言っておいて結局時間切れ。県内自治体からも不信感だけがつのり、被災地の感情も逆なでする。そんな現実に突き進むのではないか、残念でなりません。
明日最終日の本会議は、50年ぶりの記名投票だそうです。
議席番号1番ですので、初っ端に投票させていただきます。
どうなる愛知県。どうなる議会。
是非ご関心を持って見守ってください。